都築電気は10月23日、日本イノベーション融合学会（IFSJ）から、「DX検定シリーズ企業優秀賞」を受賞したと発表した。この賞は、IFSJが主催する「DX検定」で優秀な成績をおさめた企業を表彰するもの。同社は2021年度、24年度に引き続き、3回目の受賞となる。

　DX検定は、IFSJが18年から主催している知識検定。これからの社会発展やビジネス全般に必要な「DX人材」の育成を目的としており、ICT先端技術のトレンドとビジネストレンドを幅広く問う検定となっている。

　DXに関する知識評価の標準指針となるよう、取得した点数に応じて「プロフェッショナルレベル」「エキスパートレベル」「スタンダードレベル」の認定が発行される。

　都築電気は、24年度の同検定で、最高位である「プロフェッショナルレベル」の認定者を最も多く輩出したことから「企業優秀賞」に選出された。

　同社は中期経営計画「Transformation 2026」で、「人的資本を高める取り組み」を経営基盤強化の柱に据えて、DX人材の育成に注力している。その一環として、DX人材のモチベーションとスキル向上、さらなる活躍の場を提供するための社内認定「DXアソシエイト制度」を運営している。同制度では、マインド・知識・経験の三つの側面からDX人材の評価を行っており、知識面の評価項目としてDX検定を活用している。

　また、幅広い知識や最新動向のキャッチアップができることから、社員のDXリテラシー向上を目的として、23年8月から同検定の受検を奨励・支援している。