都築電気は9月9日、クラウド型動態管理・配送管理サービス「TCloud for SCM」のオプションサービスとして、ゼンリンが提供する物流DXサービス「ZENRIN ロジスティクスサービス」と連携を開始したと発表した。物流業に特化し高い精度をもつナビゲーションアプリとの連携によって、顧客配送業務のさらなる安全性/効率性向上を支援する。
物流業界は、ドライバー不足、労働時間規制の厳格化、燃料費高騰、サステナビリティへの社会的要請など、多岐にわたる課題のなか、安全性と効率性の向上を絶えず求められている。同社は、この課題を解決するサービスとしてTCloud for SCMを提供し、現在多くの顧客に活用されている。
TCloud for SCMは、20年以上蓄積してきた同社の業界・業務ノウハウをもとに開発しており、他社サービスとの連携強化や継続的な機能拡充を通して汎用性を日々高めている。今回、より精度の高いナビゲーション機能を求める顧客への有効な選択肢として、ゼンリンが提供するZENRIN ロジスティクスサービスとの連携に至った。
また、配送先の表札情報や建物名称、ビルに入居するテナント情報などを網羅したゼンリンの最新地図情報を利用できる。建物入り口の整備に加え、走行レーン案内や方面看板、交差点の3D表示などにより、ドライバーを情報面で支援する。さらに、TCloud for SCMの配送先情報画面から、ワンタップでナビゲーションアプリが起動する。起動後は順次、次の配送地点まで自動的にルートを案内し、効率的な配送に寄与する。
TCloud for SCMの標準利用料は月額1250円/1ライセンス。連携機能「トラック版NAVIオプション」の利用料は月額850円/1ライセンス。すでにZENRIN ロジスティクスサービスを利用中の顧客は、標準利用料のみで利用できる。
都築電気は9月9日、クラウド型動態管理・配送管理サービス「TCloud for SCM」のオプションサービスとして、ゼンリンが提供する物流DXサービス「ZENRIN ロジスティクスサービス」と連携を開始したと発表した。物流業に特化し高い精度をもつナビゲーションアプリとの連携によって、顧客配送業務のさらなる安全性/効率性向上を支援する。