人事労務向けSaaSを展開するjinjerは12月5日、販売パートナープログラムを開始すると発表した。プログラムの提供を通じてパートナー企業との共創体制をより強化する。
プログラムでは、販売実績や技術力など、パートナー企業の強みや事業モデルに合わせて四つの区分を設定。製品の購入意向があるエンドユーザーをjinjerに紹介する「リファラルパートナー」、エンドユーザーに豊富なソリューションを提供できる「ビジネスパートナー」、全国に販路を持つ「ディストリビューションパートナー」、技術的な連携を行う「ソリューションパートナー」に分かれる。
各パートナーの区分と役割を表す関係図
営業活動・販売活動を支援するための仕組みも用意しており、パートナー企業ごとに専用IDを発行し、Web上で案件管理ができる「商談登録システム」を提供する。
開発ロードマップや研修情報の共有に加え、jinjerのサービスサイト上にパートナー企業の情報を掲載し、外部への情報発信も実施する。
プログラムの提供開始は、同社における「第二創業期」の成長戦略の一環。単なる商材提供ではなく、パートナーとの共創を加速させ、企業の人的資本経営を実現するための基盤となる取り組みだとした。