IFSジャパンは製造業向けクラウドERPの拡販に向け、パートナーの充実を図る。取材に応じたスウェーデンIFS(アイエフエス)のキャシー・コール・最高製品責任者(CPO)兼最高顧客責任者(CCO)は「業界の支援に定評があり、AIやサステナビリティーといった専門性を持つパートナーと協調したい」と意欲を示した。
キャシー・コールCPO
国内では製造や航空、防衛産業での開拓に注力し、ここ3年でビジネスは3倍に成長した。クラウド移行の需要を捉え、独自のAI機能やカスタマイズ性の高さを訴求しているという。タスクを効率化することで炭素排出を削減できるサステナビリティーへの貢献もアピールする。国内拠点の人員も3倍に増加し、セールス・マーケティングとパートナーリレーション、デリバリーサポートを強めている。
パートナー戦略ではNECとの従来の連携を2025年5月に強化し、既存、新規顧客問わずにサポート体制を拡充した。コールCPO兼CCOは、半年ごとに新機能がリリースされるためパートナーによる長期の伴走が不可欠になっていると説明。AIを中心としたプロダクト機能開発プログラムの「Nexus Black」では個別ニーズへの対応を基本としており、パートナー支援を重視しているとした。(春菜孝明)