米Intel(インテル)は米国時間の1月5日、最先端の半導体プロセス技術「Intel 18A」を初めて採用した「インテル Core Ultra シリーズ3 プロセッサー」(開発コード「Panther Lake」)を正式発表した。1月中に提供が開始される予定で、高いパフォーマンスとグラフィック性能、バッテリー駆動時間を備えるAI PCを実現するとした。
Core Ultra シリーズ3 プロセッサー
(米インテル提供)
上席副社長兼クライアント・コンピューティング事業本部のジム・ジョンソン本部長は「電力効率とCPUパフォーマンスの向上、インテルとしてクラス最大のGPUの搭載、さらに強力なAIコンピューティング能力、そしてx86による信頼できるアプリケーションの互換性に重点を置いている」とアピールした。
新プロセッサーは、PCメーカーなど主要パートナーの200以上の機種にグローバルで採用される。ノートPC向け製品ラインアップには、ゲーミングやクリエイティブ作業など、外出先で高度なワークロードを処理するユーザー向けに設計された「インテル Core Ultra X9」と同「X7」プロセッサーも加わった。
ロボットやスマートシティー、自動化や医療向けなど、組み込み・産業用途向けとしての認証も取得。大規模言語モデル(LLM)性能が最大1.9倍となるなど、重要なエッジAIワークロードにおいて競争優位性を発揮するとしている。
新プロセッサーを搭載した最初のコンシューマー向けノートPCは1月6日から先行予約が開始され、搭載システムは27日から全世界で提供が始まる予定だ。以降、2026年の上半期にかけて搭載システムの登場がさらに拡大していく見込み。エッジシステムは、26年第2四半期に提供が開始される見通しだ。
(下澤 悠)