ピー・シー・エーは2月17日、都内でユーザー企業向けイベント「PCAスクールデイ2026」を開催した。これまで3回実施された「PCAユーザーミートアップ」の第4弾で、コロナ禍による中断を経て5年ぶりの開催となり、今回は30人以上が参加した。ユーザーコミュニティーとの交流や情報交換を通じて、製品やサービスの強化につなげる。
活発に意見を交わす参加者ら
今回は「つながる、まなぶ、ひろがる」をテーマに掲げ、DX事例や最新の法改正情報に関するセミナーを実施した。冒頭のあいさつには事業戦略部の宇野照夫・部長が登壇し、2025年11月に販売を開始した基幹業務クラウドサービス「PCA Arch」は、「人、サービス、情報をつなぐ架け橋として開発した」と紹介。イベントでも「つなぐことを重視している」と強調し、ユーザー同士の交流や課題解決に向けた情報共有を呼びかけた。
イベントでは、27年以降の労働基準法改正について、社会保険労務士の中村秀和氏が解説した。中村氏は勤務時間インターバルの義務化などを例に挙げ、法改正の本質は「インプット時間の削減ではなく、アウトプットの最大化を図ることだ」と説明した。
事例紹介では、従来は2カ月ほどかかっていた月次損益の把握を即日に短縮した飲食店を取り上げた。また、給与データやストレスチェック結果などを統合分析し、幸福度が高い店舗は売り上げも大きい結果から、意思決定の迅速化や健康増進といった具体的な職場の改善につながったことも示した。
後半では、ユーザー同士が情報交換やPCA製品に対する意見を出し合うグループワークを実施した。ユーザーコミュニティーとの交流会は今後も開催する予定で、双方向のコミュニケーションと参加者同士のつながりを重視し、リアルでの開催を続ける方針だ。
(南雲亮平)