グーグル・クラウド・ジャパンは3月26日、パートナー事業戦略の記者説明会を開いた。1月に刷新したパートナープログラムを基に、業種特化ソリューションの拡大や中堅・成長企業市場でのシェア獲得、ソブリンクラウドの提供に取り組む方針を示した。
新たな「Google Cloud Partner Network」は、特定の業界やソリューションにおける技術知見や提供実績が評価軸となる。パートナー上位層にダイヤモンドを加えて三つのティアに分ける。
左からNECの山田昭雄Corporate SVP、
グーグル・クラウド・ジャパンの上野由美上級執行役員、
NTTデータの新谷哲也執行役員
エンタープライズ市場は大手コンサルやSIerが起点となる。2025年8月に協業を発表したNECの山田昭雄・Corporate SVP兼AIテクノロジーサービス事業部門長兼AI Technology Officerは、ADK(Agent Development Kit)などのAIアセットをエージェントの基盤に組み込んでいるとし、業種や業務に合わせた開発を続けるとした。
スケールビジネス(中堅・成長企業)市場について、グーグル・クラウド・ジャパン上級執行役員の上野由美・パートナー事業兼法人営業統括は、100%パートナーが主導する体制に移行すると語った。
ソブリン戦略では(1)Data Boundary(2)Google Cloud Dedicated(3)Google Distributed Cloudエアギャップーといった顧客のセキュリティー要件に合わせた製品を用意している。NTTデータ執行役員の新谷哲也・テクノロジーコンサルティング事業本部長はインフラ領域で「NTTデータのデータセンターとグーグル・クラウドのテクノロジーを活用し、パブリックからプライベートまでフルスタックでサービスを提供する」と示した。
(春菜孝明)