情報サービス産業協会(JISA)は、6月16日に第43回定時総会を都内で開催した。総会後の情報交換会で、福永哲弥会長は「AIの社会実装を責任感をもって進める」ことの重要性を説き、業界団体として会員各社や関係省庁、ユーザー企業と連携しながら、AIの社会実装を支援していく考えを示した。
JISAの福永哲弥会長
AIの技術進展のスピードは社会実装の速度を上回っているとの認識を示した上で、「AIへの対応を逡巡している場合ではなく、(情報サービス業界が)デジタル社会のアーキテクトとして先陣を切って取り組んでいく」(福永会長)ことが大切だと訴えた。
経済産業省の山田賢司・副大臣
来賓を代表して経済産業省の山田賢司・副大臣が登壇し、「AIの社会実装のリーダーシップを発揮することを期待する」と激励した。高齢者向けヘルスケアや災害対応、福島原発の廃炉作業、製造業といった分野では、日本の特色や強みとなるデータが多く蓄積されており、これらをAIに入力することで付加価値と生産性の両方を高められるとの考えを示した。(安藤章司)