Gensparkは7月21日、記者会見を開き、オールインワンAIワークスペース「Genspark」の大規模アップデート「AIワークスペース 6.0」を発表した。
今回のアップデートの中心は、クラウド上のメモリー機能「SecondBrain」だ。メールや議事録、社内データベース、CRMなどに散らばる情報を集約して継続的に記憶することで、ユーザーごとの文脈を深く理解し、一貫したアウトプットを可能にする。Gensparkや連携する各種ツールで業務を行うたび、記憶情報も自動で更新・整理され、アウトプットの質が向上していく点が強みだ。
SecondBrainの効果を最大化すべく、AIが業務上の文脈を把握するための新機能も拡充した。AIメールクライアント「GenMail」はユーザーの文体や会話傾向を学習するほか、メールの定型業務を自動で実行するワークフローの設定が可能で、「GenTeam」は人間と複数のAIエージェントが同一チャット内で協働できる。専用デバイスのAIボイスレコーダー「SecondBrain Note」は、リアルな会議や日常会話を自動で文字起こし・要約し、情報を蓄積。デジタルとリアル情報をシームレスに統合する。
併せて、データの集約と可視化を自動で行う「AgentBase」や、Webサイトやポスターなどの制作物を生成する「Design」も正式に実装された。
ジェイミソン・パウエル CRO
今後の日本戦略については、3年間で1億ドル規模の投資を行うとしており、ジェイミソン・パウエル・CROはエンタープライズ向けには国内データレジデンシーの提供や、リセラー・SIerとのパートナーシップを強化する方針も明らかにした。
(南雲亮平)