TISIは7月24日、「SAP S/4HANAアドオンclean core化サービス」を提供開始した。「SAP S/4HANA」のユーザー企業が保有する独自のシステム機能について、システムの標準機能を維持し、カスタマイズを最小限に抑える「clean core」の考え方に沿って自動変換すことで、バージョンアップに伴うアドオン改修費用を削減できる。
SAP S/4HANAアドオンclean core化サービスは、SAP S/4HANA内に追加したアドオンを、独SAP(エスエーピー)が定義するclean coreレベルのうち、レベルBに自動変換する。
「SAP S/4HANAアドオンclean core化サービス」のイメージ
AIによる予測的なアプローチではなく、TISIが独自に開発した自動変換ツール内の明確なルールに基づいた再現性の高い仕組みを採用した。ハルシネーションが発生せず、変換可否を区別して可視化でき、後続作業で判断が容易となるという。
対象となるアドオンの全量を分析し、変換の可否判断や後工程に必要な期間の試算を行う「アセスメントサービス」と、clean coreへの変換とテストを行う「実施サービス」の二つの工程で構成されている。
アセスメントサービスの提供価格は500万円(税抜き)。実施サービスは要件に応じ、アセスメントサービス内で個別見積りとなる。
2030年度までに導入社数約20社を目指す。加えて、clean coreレベルAや「SAP Fiori」への自動変換に対応するオプションメニューの提供を27年度下期に予定している。