米RLWRLD(リアルワールド)日本法人は8月17日、説明会を開催し、独自のロボティクス基盤モデル「RLDX-1」を搭載したロボットを稼働させるデモなどを行った。RLDX-1を通じ、フィジカルAIの社会実装を推進する。
リアルワールドは韓国発のスタートアップ企業で、現在は米国に本社を置く。6月には米NVIDIA(エヌビディア)との提携を発表。ヒューマノイドロボットの性能を共通の基準で評価できる環境の構築を目指し、ベンチマークの共同開発などを行っている。
RLDX-1は、産業現場で繰り返し発生する手作業の課題に着目した基盤モデルで、人間のような“5指ハンド”を持つロボットに搭載すると、高い自由度と精密性を実現した作業が可能になるという。李勲・日本代表取締役は、グローバルの多岐に渡るパートナー企業のロボットに対応しているとし、「従来はロボット基盤モデルをさまざまなハードウェアに汎用的に適用することはできなかったが、当社のモデルはこれを実現している」と説明した。
李 勲・日本代表取締役
デモでは、ロボットがベルトコンベヤー上を流れてくる菓子やペットボトルといった物体をリアルタイムに認識し、つかむといった作業を紹介した。
ロボットのデモの様子
製造業における工場の生産ラインのほかにも、物流倉庫の自動化や、コンビニの品出しといった業務への適用も想定しており、現在さまざまな国内企業とのPoCが進行中だとした。(大向琴音)