年頭所感

【2013年 年頭所感】 DTS

2013/01/17 20:40

週刊BCN 2013年01月14日vol.1464掲載

西田公一 社長
 新しい3か年中期経営計画を「発進」する2013年4月。計画には、技術の「進化」を着実にキャッチアップするために研究開発投資を増やすことを盛り込んでいく。さらに、成長への三つの原動力と位置づけている“現場力×提案力×変革力”を「推進」する。海外拠点の整備を通じたグローバルITサポートビジネスを「促進」していくことで、DTSグループが一丸となって「躍進」する。このような五つの柱を象徴する文字として「進」をキーワードに選んだ。

 現在の中期経営計画では、リーマン・ショックで落ち込んだ業績を着実に上向かせることができたと自負している。期初目標には残念ながら届かない見込みだが、13年4月からの次期中期経営計画の成長に向けた足場固めはできた。個人的なイメージではあるものの、3か年中期計画で売り上げを150億円ずつ伸ばすことで、10年以内にグループ年商1000億円超えを達成したい。

 2013年は、グローバルITサポート網の拡充の一環として、タイやベトナムに拠点開設を検討するとともに、中国や米国でのビジネスも一段と伸ばす。当社が強みとする金融分野では、メガバンクグループが次期基幹業務システムのプロジェクトを本格化させるなど、プラス要素が決して少なくない。通信・運輸分野も好調を維持している。中期経営計画の初年度に当たる2013年度は、五つの「進」をキーワードに、ビジネスを大いに進展させたい。
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