宇佐美愼治 社長
 近年好調なERP・基幹業務システム「SMILEシリーズ」は、消費税改正とWindows XPのサポート切れの影響で、さらに大きく伸びている。ただ、2014年3月がこの特需のピークで、6月くらいまでは余韻が残るだろうが、下期はその反動が不安だ。2014年は、これを乗り切って、さらに成長していくための基点の年になる。何とか通期では2013年比プラスの業績にもっていきたい。

 ただし、突飛なことをやろうとは考えていない。「SMILEシリーズ」は業種別のテンプレートを提供しているが、機能強化の要望などに細かくしっかりと対応し、ユーザーのニーズに応えるという王道の取り組みが大事だと考えている。例えば2013年は、過去にM&Aでラインアップに加えた製造業向けシステムのプラットフォームを「SMILEシリーズ」に統合して汎用性、拡張性を高めたほか、外貨管理への対応機能も追加するなど、より使いやすいパッケージに仕上げた。2014年も、こうした現状のソリューションのアップデートを積極的に行っていく。

 「SMILEシリーズ」特需の反動をカバーする製品としては、ワークフロー・ドキュメント管理の「eValue」に期待している。企業の事業継続のために最も大事なのがワークフローだ。基幹系システムの情報を社内システム全体で有効活用するためのキーになる。OSK社内でも使い方を研究しており、成果を販売パートナーと共有しつつ、導入メリットを一緒にユーザーに訴求していく。