
古道義成 社長 キーワードは「一」というひと文字にしたい。2014年4月1日付で、NECグループの地域ソフトウェア会社(SE会社)7社が合併して「一つ」になり、「一致団結」することが求められている。1980年代の国内情報サービス市場の拡大期には地域SE会社が最大で19社まで増えた。それが、今回一つにまとまり、「はじめ」、すなわち初心に返り、時代の変化に適応した新しいビジネスを組み直していきたい。そうしたさまざまな思いを込めて「一」とした。
NECグループが社会ソリューション事業を重点分野に位置づけているなかで、当社としてもエネルギーや水、環境問題など社会インフラが抱える課題を、ITの切り口で解決できるよう努めていく。NECグループはもともと官庁自治体や金融、医療、防災防衛、航空宇宙といった公共セクターでの競争力が高い。今回の地域SE子会社の統合も、こうした強みをより伸ばすためのものだと理解している。国内情報サービス市場は成熟度を増しているが、自社の強みの軸がしっかりしていれば、ソフトウェア開発やSIの仕事は減るどころかむしろ増える。
世界を見渡せば、アジア成長国や南米などで社会インフラ絡みのIT投資が伸びており、国内での成功事例を海外へ積極的に展開する余地は大きい。2014年、当社をはじめとするNEC地域SE子会社が一つにまとまることで、NECグループが力を入れる社会ソリューション領域での競争力を高める原動力になっていくと考えている。