年頭所感

【2014年 年頭所感】 大塚商会

2014/01/23 20:40

週刊BCN 2014年01月20日vol.1514掲載

大塚裕司 社長
 「お客様の目線で信頼に応え、総合力でオフィスを元気にする」。これが大塚商会の2014年のスローガンだ。

 私は年初に掲げるスローガンについてはほとんど変更しない。進めるべきことは、毎年同じだからだ。2014年も「お客様目線」「信頼」「総合力」、そして「元気」という言葉を重んじて経営している。この四つのキーワードはどれも大切だが、2014年はとくに「総合力」を重視する。

 大塚商会では、全営業担当者が自社の取り扱う全製品・サービスを顧客に提案できる体制(オールフロント戦略)を推進している。3年ほど前に始めた活動で、営業の効率化と顧客満足度の向上に貢献しているが、改善すべき部分は多い。一社の顧客に対して提案できる余地はまだまだ大きいとみている。大塚商会は売る力がまだ弱い。オールフロント戦略を営業担当者にもっと浸透させて総合力を強化し、すべての顧客のあらゆる要望に応えられるように、営業基盤をより強固にしていきたい。

 2013年は、安倍政権の経済施策の効果もあってビジネス環境は好転した。2014年は消費増税後の停滞が不安材料だが、年間を通じてそう悪くはならないだろう。大塚商会のやることは、景気の悪い時でも良好な時でも同じ。街の電気屋さんのように、顧客の「困った」を解決することにこだわり、元気になってもらうオフィスソリューションを提供することに引き続き力を注いでいく。
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大塚商会=http://www.otsuka-shokai.co.jp/