「ThinApp事業部の活動を(双日グループ内向け販売を担当する部隊と)同じ基準で評価するのは、そもそもおかしくないですか」。双日システムズの役員会議室。課長たちが経営陣に報告するミーティングで、力を込めた西本信浩さんの声が響いた。双日システムズは、アプリケーション仮想化ツール「VMware ThinApp」を商材に、グループ外向け販売の拡大を目指して、2013年にThinApp事業部を新設した。リーダーの西本さんは、立ち上げ時の赤字を恐れず、部下たちが思い切って提案活動に取り組むことができるよう、経営陣と熱い議論を闘わせて、独自の評価基準を採用してもらうようにした。(構成/ゼンフ ミシャ  写真/長谷川博一)