年頭所感

2017/01/16 09:00

週刊BCN 2017年01月16日vol.1661掲載

 今年、創立45周年を迎える。40周年から50周年に向けた節目の年として、今一度振り返り、変えるべきところは変えていく時期にある。そこで、2017年のキーワードを「創」として、四つの取り組みを実施する。

西田公一
社長

 一つめは、「価値創造企業を目指す」こと。お客様のご要望にプラスアルファとなる付加価値を与えられるようなITサービスを提供する。二つめは、「創意工夫を行う」こと。当社は今年、本社の移転を検討している。それに合わせて、17年4月に「働き方改革推進室」を立ち上げ、働き方の見直しを行う。第一弾としては、子会社でテレワークを推進し、本体にも広げていく予定だ。三つめは、「協創力を向上させる」こと。グループ14社が一丸となり、目標達成に向け邁進する。四つめは、「独創性を高めていく」こと。経営ビジョンの「新たな価値を創り出すMADE BY DTS」は、まさに独創性のことを示している。今、当社ではIoTやFinTechなどの先端技術に注目し、ベンチャー企業との連携や若い人材が中心となって意見交換や実証実験に取り組んでいる。世の中が変わろうとしているなかで、DTSならではのソリューションやビジネスモデルにトライしていく。

 16年3月期は2年連続で過去最高の売り上げ、営業利益を達成できた。しかし、17年3月期は私が社長に就任して初めて、減収減益の計画を立てざるを得なかった。今年はこれまでの取り組みが成熟し、花開くだろう。50周年に向けた第一歩を踏み出す年にしたい。
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外部リンク

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