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日本語デキマス

2002/07/15 15:27

週刊BCN 2002年07月15日vol.949掲載

 

 日本ヒューレット・パッカード(日本HP)によるインテル・アイタニウム2プロセッサ搭載サーバー、ワークステーションの発表会見での出来事。

 会見には、インテルのジョン・アントン社長が同席しており、コメントを述べた。

 まずは日本語で「インテルの代表取締役社長のジョン・アントンです」とあいさつ。で、通訳が記者側の最前列に座っていたため、その後はてっきり英語で話すかと思いきや、最後まで日本語。流暢とまではいかないまでも、十分に聞き取れるものだった。

 これには報道陣の大半が驚いた。アントン社長が話している最中は、会場でざわめきが起こり、説明が終了した際には一斉に拍手が巻き起こった。

 続いて、MSCソフトウェアコーポレーションのコーポレートバイスプレジデントであるクリストファー・セント・ジョン氏が登場。同氏は英語で「日本語は難しいので、英語で話します」。

 一方、日本BEAシステムズのギャレット・イルグ社長は、アントン社長に煽られてか、「日本語が堪能でないため、この後は英語で話させていただきます」と日本語で話し出す。ちなみに、あいさつの後は英語に戻った。

 報道陣、会見同席者に衝撃を与えたアントン社長であった。
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