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“ペリー”来日で日本が変わるか!?

2006/11/27 15:27

週刊BCN 2006年11月27日vol.1164掲載

 先日、KVMスイッチメーカーの大手である米アボセントの幹部が来日するというので取材した。

 対応者は、マネジメントシステムの責任者であるデイブ・ペリー上級副社長だった。実は、このペリー氏、“黒船来航”で知られるマシュー・カルブレイス・ペリー提督の子孫なのだ。

 嘉永6年(1853年)と嘉永7年の2度にわたり、ペリー艦隊は江戸湾(現・東京湾)の浦賀に来航、鎖国崩壊のきっかけとなった「日米和親条約」を幕府と締結することに成功した。これをきっかけに、日本は「幕末」を迎え、幕藩体制から天皇親政体制への転換を図る改革「明治維新」で西洋文明を積極的に取り入れるようになる。

 この改革が日本にとってよかったのかどうかはさまざまな見方があるだろうが、“日本が変わった”ことは確かだ。

 米アボセントは、ワールドワイドのKVMスイッチ市場でトップシェアを誇る。一方、アボセントジャパンはユーザー企業を増やそうと躍起になっているが、国内市場で爆発的にKVMスイッチのニーズが高まっているとはいえないため、米国に比べ状況は厳しい。

 「米国本社の幹部が来日したのは、日本が事業拡大のポテンシャルを持っているからですよ」と小林俊彦・アボセントジャパン社長。“ペリー”がやって来たことで、果たして日本法人のビジネス環境は変わるのだろうか!?
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