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<ニュースその後を検証>日本オフィス・システム アウトソーシングビジネスを拡大

2009/08/24 19:47

週刊BCN 2009年08月24日vol.1297掲載

●2004年9月20日 vol.1056 1面にて報道

 サーバーやパソコンなどハードウェア主体の事業を展開し、サポート保守などサービス主体のストックビジネスに転換するSIerが増えている。ハードの低価格化で粗利が上げにくくなったことなどが要因だ。

 国内SIerでハード販売型からサービス型に転換し成功したベンダーに、IBM製ハード販売を主体にしていた日本オフィス・システム(NOS)がある。週刊BCN(2004年9月20日号)は、同社がアウトソーシングビジネスを拡大することを速報で伝えた。

 当時NOSは、ハード販売から主体をBPO(ビジネスプロセスアウトソーシング)などサービスビジネスに事業転換を図り、単月ベースの営業黒字化を9か月達成していた。この2~3年前は、利益率を向上させることに苦労していたが、03年12月期に経常利益率が5%台になり、ここから安定的に経常利益率5%前後を叩き出すベンダーへと転換した。

 いまでは、BPOやアウトソーシング事業を手がけるベンダーは多数あるが、当時はNOSの動向をIT業界全体が注目していただけに、この報道は反響を呼んだ。(谷畑良胤)
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