多くの日本企業は、本日10月1日が年度下期の初日。上期の決算作業や報告書の作成などに追われている方が多いのではないでしょうか。
今年度上期(2010年4~9月)は、「昨年度の同時期に比べれば」という前置きは付くものの、好転を感じていたIT企業トップが多かったように思います。果たして下期はどんな時間になるのか。楽しみ半分、怖さ半分……。
さて、日本のSI業界のなかで、今日という日がとても重要な意味をもつ企業がいます。それが富士通マーケティングです。聞き慣れない読者が多いかもしれませんが、それは当然。今日、誕生した会社だからです。
前身は富士通ビジネスシステム(FJB)。富士通グループの有力SIerです。母体会社から数えれば設立して63年が経過した老舗が、約25年使い続けた社名を変えてまで、いったい何をしようとしているのか。
誕生直前、社長の古川章氏に会いに行きました。当初の計画から設立が1年遅れた理由や、新戦略へのパートナーの反発、新社名に込めた思いなどを、素直に語ってくれました。
元原稿から3分の1ほどを削って主要な部分をまとめた約3000字のインタビュー記事、ぜひ読んでいただければと思います。(木村剛士)
【記事はこちら】
富士通ビジネスシステム 古川章社長「強い“富士通陣営”をつくる」メールマガジン「Daily BCN Bizline 2010.10.1」より