国内グループウェア市場は、日本マイクロソフトと日本IBM、サイボウズの三強時代が続いてきました。各社は、クラウド/SaaS対応やグローバル対応、業務アプリケーション間の連携、ソーシャルサービスの提供などで差異化しようとしています。

 こうしたなかで、新興勢力も台頭してきました。その代表的な存在がグーグルです。最近になって、「Google Apps」事業の拡大に向けて、パートナー企業自身が提案から導入、サポートまで一貫して提供できる体制づくりと、SMB向けのパートナー企業の増強に着手しました。

 調査会社のアイ・ティ・アールによると、2010年度、SaaS型グループウェア市場は前年度比20.0%増(24億円)と、二ケタの成長をみせています。年商100億円未満の中堅・中小企業(SMB)に加え、年商1000億円以上の大企業でもSaaS型の導入が徐々に進んでいるようです。

 グーグルは、急成長を続けるSaaS型グループウェア市場で主導権を握ろうとしています。競合ベンダーにとって無視できない取り組みといえるでしょう。(信澤健太)

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グーグル Google Appsビジネスのアクセル踏む パートナービジネスの足固めへ
メールマガジン「Daily BCN Bizline 2011.11.8」より