7月1日付でデルの新社長に付いた郡信一郎さんがBCNの独自取材に応じ、昨日、その記事を公開しました。
このインタビューで、聞き手である私がこだわったのが、「チャネルビジネスへの意気込み」と「シェアへの見解」を引き出すことでした。
デルは数年前から「箱売り・直販」からの脱皮を標榜していますが、その意気込みがどれほどのものか。そして、下落しているパソコンとサーバーのシェアを積極的に上げるつもりかあるのか、新トップに確かめたかったのです。
ここでシェアの話だけをお伝えすると――ここ数年、デルは利益を重視する戦略を推進していました。当時はシェアについて、それほど強く意識していなかったように思います。ゆえに、デルのシェアは下がりました。
高いシェアをもつことはブランド力の向上につながり、結果的に業績の向上に貢献します。ただ、それを上げるためには、時に多額の費用が必要で、利益を圧迫する可能性もあります。だからこそ、シェアへのこだわりの度合いを測りたかった。
記事では、郡社長のシェアに対する考え方を書きました。チャネルビジネスへの意気込みとともに、新社長の思いをぜひ、お読みください。(木村剛士)
【記事はこちら】
<トップインタビュー>デル 郡信一郎社長「ソリューションプロバイダへ脱皮する」メールマガジン「Daily BCN Bizline 2011.11.11」より