ICT(情報通信技術)ベンダーの日商エレクトロニクスが、なかなかユニークな切り口で海外戦略を練っています。ベトナムに的を絞り、現地の大手通信事業者を主要ターゲットに据え、ネットワークサービスを提供しているのです。
今年8月にベトナムで現地法人を立ち上げ、事業展開を開始したばかりですが、つい先日、第一号案件を獲得。ベトナムでの実績ができたそうです。瓦谷晋一社長が『週刊BCN』で語ってくれました。
案件は、ベトナム現地の有力NIerと連携した大手通信事業者向けのネットワーク構築です。受注金額はそれほど大きくありませんが、何といっても、計画よりも早く獲得できた初案件――。
日商エレクトロニクスは、現地でのネットワーク機器販売に必要なライセンスをまだ取得しておらず、今回の案件ではエンジニアリングだけを担当しました。「来年はライセンスを取って、機器販売も行う」と、瓦谷社長は意気込んでいます。
日商エレクトロニクスの注目すべき海外戦略を、リンク先の記事にまとめています。(ゼンフ ミシャ)
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日商エレクトロニクス アジアで現地企業を狙う ベトナムでNWサービス提供メールマガジン「Daily BCN Bizline 2011.12.7」より