ゴルフポータルサイトのゴルフダイジェスト・オンライン(GDO)。ゴルフ場の予約、ショップ、ニュースサービスなどを展開し、今年5月に会員数200万人を突破しました。ゴルフ好きの方なら、一度は訪れたことがあるのではないでしょうか。
収益性の高いサイトとして有名なGDOですが、実はサービス数が多くなるにつれて、システム担当者が頭を悩ませる事態が起きていました。
新サービスを立ち上げるとき、プロジェクトチームで取り組むことが多いGDOでは、スクラッチ開発を基本に、サービスごとにシステムを導入してしまう。その結果、機能単位で1000以上のシステムが稼働するという状態になっていました。
複雑化したシステムは、さまざまな弊害を生みます。そこでGDOは、システムを可視化する大規模な改革に踏み切ったのです。成功の裏には、縁の下の力持ちがいることを実感した取材でした。(佐相彰彦)
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<THE決断!ユーザーのIT導入プロセスを追う>ゴルフダイジェスト・オンライン システム全体を可視化 将来はクラウド連携もメールマガジン「Daily BCN Bizline 2012.6.25」より