請求書や納品書といった紙の帳票は、意外に根強く残っているものです。とりわけ企業間取り引きでは商習慣が重視されることもあって、大量の紙帳票を郵送している企業も少なくありません。
携帯電話の請求明細や給与明細、通販の購買履歴などは、個人レベルではネットでの閲覧=ペーパーレスが当たり前になっていて、企業でも社内ではほとんど電子的に文書や帳票を管理しているはず。にもかかわらず、取引先や顧客企業に送る帳票となると、紙にこだわってしまうようです。
11月1日からクラウドで帳票配信サービスを始めるインフォコムは、月5000通の帳票を郵送している企業が帳票のネット配信へ移行することで、諸経費を半額以下にできると試算しています。
日常業務のなかで慣れてしまって、見えなくなっているコストは、いまだに多いのかも知れません。(安藤章司)
【インフォコムのクラウド帳票配信の記事はこちら】
インフォコム、企業間の帳票をクラウドで配信するサービスをスタートへメールマガジン「Daily BCN Bizline 2012.10.18」より