NTTグループは、世界中から最先端の通信機器を購入しています。とはいえ、すぐれているのは往々にして米国の通信キャリア向け製品で、「さすがインターネット発祥の地だけはある」とは某NTT幹部の談。
さらに、購入した通信機器の動きを仔細に観察していると、情報セキュリティの脅威になる情報を、逐一、米国本社に送信しているのだそうです。「世界中のセキュリティへの脅威を集めることで、どこよりも早く対策や技術を確立できる」と、通信機器のシェア確保に加えて情報セキュリティビジネスでも優位に立つのが、現在の米国IT産業の姿だと話していました。
しかし、中国の大手通信機器メーカーの製品が同じような仕組みを搭載したとたん、「バックドア(侵入口)だ!」と叩かれたのは記憶に新しいところ。これはつまり、「オレの商売を邪魔するな!」ということなのでしょうか。それとも、ネットを創造した米国に対して、グレート・ファイアウォールでネットを遮断し続ける中国の日頃の行いからくるものなのでしょうか。あるいはその両方なのか、判断が難しいところです。(安藤章司)
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