今日のひとことWeb版

家電は日本の実店舗で買うのが一番!?

2015/04/20 15:26

 中国の方は、実店舗よりもネット通販でモノを買う傾向が強いようです。実際、野村総合研究所(NRI)が中国電子商取引所研究センターの資料をもとに集計した2014年の中国ネット通販取引金額は、前年の1.5倍に相当する2兆8145億元(見込み)。同国の小売り総額の10%(前年は7.4%)に達する勢いです。

 とはいえ、そんな中国の方も、家電の購入時には実店舗、つまり、日本の家電量販店を好んで利用しています。今春節も、中国人観光客の多くが、日本の家電量販店を来訪。予算を気にせず、買いたいモノを買いたいだけ買う「爆買い」を楽しんでおられました。おかげで、各店舗の売り上げは、軒並み好調とのこと。

 中国の方が、日本での家電購入を好む背景には、「中国では偽物を売る店舗が多い」、「日本の家電量販店で購入するのがステータス」などなど、さまざまな理由があります。一方で、中国の実店舗で家電を購入するケースは少なくなっているようですが、理由としては、店員のサービス品質の低さや商品知識の不足をはじめ、レジでの長い行列、アフターサービスの貧弱さなどが挙げられるようです。

 対する日本の家電量販店は、店員のサービスの質も、商品に対する知識レベルも高く、レジのオペレーションもスムーズ。中国人観光客が日本の家電量販店を好む傾向は、当分、続きそうです。(佐相彰彦)

【記事はこちら】
中国の小売業の特異な実態 新興ネット陣営の勢いが増す
メールマガジン「Daily BCN Bizline 2015.4.20」より
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