東芝ITサービスの「CSコンテスト」では、競技者の皆さんの丁寧な顧客応対が印象的でした。資料の作成、話し方、サービス説明、顧客が抱える課題の把握、提案の仕方など、顧客応対を満足度の高いものにしようとしても、一朝一夕に実現できるものではありません。かといって、コンテストに出場するために特別な準備をしたわけではなく、普段から顧客満足を追求し、きちんとした応対を心がけてきた人たちの振る舞いであることが伝わってきます。これぞ現場力、魅せられました。
競技中は審査員をはじめ、多くの関係者が成り行きを見守っています。競技が終了した後、何人かの出場者にお話をうかがう機会がありました。営業や運用部門では、「多少緊張したものの、普段通り振る舞うことができました」と自己採点する方が多かったのに対して、技術部門の方々は、大勢の人に囲まれながら業務を遂行するという慣れない環境にあって、非常に緊張した様子でした。技術部門に参加した方の、「もうあれだけ緊張することはないでしょう」というコメントと、安堵の表情が忘れられません。(前田幸慧)
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東芝ITサービス、第9回「CSコンテスト」を開催、31名の精鋭が顧客応対スキルを発揮 メールマガジン「Daily BCN Bizline 2015.8.3」より