サイボウズが、7月の東京オフィスの移転に続いて、11月2日に大阪オフィスを梅田阪急ビルに移転し、業務を始めました。その背景には、クラウドサービス「cybozu.com」のユーザーの増加や、関西圏でのエンジニアの採用が好調なことなどがあり、さらなる事業の拡大を見据えています。6日に東京で開催された「cybozu.com カンファレンス 2015」で、青野慶久社長は大阪新オフィスについて言及し、「阪急百貨店の上にあるビルで、場所がすごい。大阪で一番元気のある場所ではないだろうか」と、自信をみせています。
関西では、プロモーション活動にも力を入れています。東京ではおなじみの業務アプリ構築クラウド「kintone」の黄色い広告、そこに書かれているメッセージが関西弁です。また、大阪オフィスの移転に伴った広告では、イメージキャラクターに、なんとあの、関西では誰もが知っている、吉本新喜劇の辻本茂雄さんが演じる「茂造」を起用しています。オフィスがオープンする11月2日の週は、梅田駅のあちこちでこの広告が見られたようで、大阪育ちの私としては、「実物を見たかったなあ」と、少し残念だったりしますが、同社の関西でのより一層の事業の拡大に期待でいっぱいです。(前田幸慧)
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サイボウズ、大阪新オフィスと札幌新カスタマーセンターを設立 メールマガジン「Daily BCN Bizline 2015.11.9」より