人口が十万~数十万人規模の経済圏を拠点にビジネスを展開している地方のITベンダーを取材すると、少なくとも昨年の前半あたりまでは、「クラウドはまだまだ商売になりません」という話を聞くことが多かった気がします。しかし、「この1年でその状況は大きく変わっていますよ」と主張するのは、日本マイクロソフトの佐藤恭平・業務執行役員パートナーセールス統括本部統括本部長。先日同社は、全国の中小ISVのクラウド化をAzureで支援するサービスを打ち出しました。インサイドセールスによるヒアリングなどを経て、確かなニーズがあると判断した結果のようです。
地方には、地元の基幹産業向けに特化した、地域内シェアが非常に高い業務アプリケーションを独自に開発して販売しているベンダーも少なくありません。そうした領域にも、クラウドのニーズは広がってきています。日本マイクロソフトは果たしてクラウドのエコシステムをどこまで拡大していくことができるのか、推移を注視したいところです。(本多和幸)
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日本マイクロソフト 中小ISVのクラウド移行はAzureに任せろ!マーケットのクラウド化ニーズは待ったなし メールマガジン「Daily BCN Bizline 2016.4.26」より