この1~2年で、大手ERPベンダーがクラウド時代に対応した新しいアーキテクチャの製品を日本でも相次いで投入し、ERP市場が新しいフェーズを迎えているのは間違いありません。この動きを牽引しているのは、SAPやオラクルといったトップベンダーですが、ワークデイやネットスイートなど、既存ERPベンダーに対するアンチテーゼとして登場したクラウドネイティブな新興ベンダーのビジネスも活性化する可能性が高いですし、Dynamicsを擁するマイクロソフトの動きも活発です。国産ベンダーの何社かも、負けじとユニークな製品開発を進めています。

 そんななかで、グローバルでのビジネス規模の割に、日本市場では地味な存在にみえてしまっていたのが、インフォアです。これは、日本法人であるインフォアジャパンの歴代社長が揃って口にしてきた課題でもあり、昨年11月に就任した新造宗三郎社長も同様でした。新造社長は長年の課題を解決し、“インフォアここにあり”と日本のERP市場に示すことができるのか、その手腕に注目です。(本多和幸)

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インフォアジャパン 代表取締役社長 新造宗三郎
メールマガジン「Daily BCN Bizline 2016.5.31」より