先日、「名前はまだない」として、主要コンピュータメーカーのAI(人工知能)商材のうち、NECだけが商材全体を指すブランド名がないことに触れました。そのNECが、今週、ついに自社のAI商材のブランド名を「NEC the WISE」(ザ・ワイズ)と命名したと発表しました。
IBM「Watson」、富士通「Zinrai」、そしてNECの「the WISE」と、ようやく役者が揃った感があります。「ワイズ」は英語で「賢い」の意味で、まさに賢さが求められるAIにぴったりの名付けです。
NECは「認識」「分析」だけで終わるのではなく、さらに一歩踏み込んだ「制御・誘導」まで「the WISE」にさせてしまおうと、野心的な研究開発を行っています。“賢者”の今後の活躍が期待されるところです。(安藤章司)
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自分で学んで自分で判断する情報システム ここまできたAI活用メールマガジン「Daily BCN Bizline 2016.7.21」より