「青天の霹靂」という故事成語があります。予期しなかった出来事に突然見舞われることを意味するのは多くの人が知っているでしょうが、「霹靂」とはなんでしょうか。カミナリが突然激しく鳴る状態を表しますが、細かく分解してみると、霹、靂のいずれも基本的にはカミナリの意の漢字で、霹のほうに「突然の」というニュアンスが含まれるようです。ちなみに私は、週刊BCNでコラムなどを書くときの“号”として、霹を使っています。記者として、突然の雷鳴のようなインパクトの大きい記事を書きたいという思いを込めてみましたが、いまのところ名前負けかもしれません……。

 それはともかく、一方で、カミナリは雷鳴、つまりは音だけでなく、光も伴う現象です。稲妻や稲光などがこれを表す言葉ですが、英語では「lightning」ですね。外国語ではありますが、霹靂に比べるとずっと耳にすることが多いでしょう。おなじみのApple製品のコネクタ規格も、このlightningです。そしてエンタープライズITの世界でも、同名の有力製品が誕生しています。響きはカッコイイですが、さて、日本市場での普及拡大やいかに。(本多和幸)

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セールスフォース・ドットコム 3年がかりでLightningのポートフォリオが完成 パートナーとともに顧客のデジタル変革を牽引する
メールマガジン「Daily BCN Bizline 2016.10.04」より