今日のひとことWeb版

「商品名」と「語感」の関係

2016/11/24 15:26

 車載OS「AUTOSAR」開発の国内3陣営の一角を占めるAPTJが、現在開発中の自社AUTOSARの商品名を「Julinar(ジュリナー)」にしたと発表しました。

 開発コンセプトの頭文字を元にしたとのことですが、非常に長いのでここでは省略させていただくとして、語感的には語尾に「長音」が入っているのがAUTOSARらしいところなんだそうです。確かにAUTOSAR関連の商品名では、語尾に「○○○ー(長音)」といった長音が多い印象を受けます。

 AUTOSAR以外にも、例えばUNIX系なら「Linux」「AIX」など語尾に「X(エックス)」が入る傾向がありますし、仮想化系の商品名ですと、名前のどこかに「V(ブイ)があることが多いようです。

 名前の語感を掴むと、初めて聞いた商品名でも、なんとなく「○○系の商品なのかな?」と当たりをつけられるかも知れませんね。(安藤章司)

【記事はこちら】
組込み総合技術展(ET2016)、車載や準天頂衛星、IoTの新商材が注目集める
メールマガジン「Daily BCN Bizline 2016.11.24」より
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