5月12日以降、ランサムウェア「WannaCry」が世界規模で猛威を振るっています。セキュリティベンダー各社の調査によれば、一週間が経過した19日の時点で、世界150か国以上、30万台以上の端末が感染したようです。

 幸いにして、日本では週末にあたる時間帯に攻撃が目立ち始めたため、早めの注意喚起が奏功し被害は少なかったとされていますが、名だたる大企業でも感染が確認され、話題となりました。セキュリティ業界からは「2016年はランサムウェアの年だった」とよく聞きましたが、現時点でも、今年最大のビッグニュースは間違いなくWannaCryだといえるでしょう。今後も亜種の拡散などが予想されています。ランサムウェアには引き続き警戒が必要です。(前田幸慧)