紙の名刺を簡単にデータ化できる名刺管理サービスの登場により、紙の保管やエクセルなどへのデータ入力といった従来の管理方法が変化し、管理にかかる手間が大きく削減できるようになりました。しかし、名刺のやり取り自体は依然として紙ベース。紙の情報をデータ化するという作業は存在しますし、手持ちの名刺を使い切ってしまえば、新たに何百枚と名刺を発注しないといけません。個人的には、名刺の発注にかかるコストや管理の手間を考えると、初対面の方との名刺交換はともかく、よく行く企業の説明会やイベントなどで紙の名刺を何枚も消費するのであれば、最初からデジタル化された名刺を渡す方が、お互いに効率がいいのではと思うことがあります。

 そうしたデータを中心とした名刺交換は、まだ普及に至っていないのですが、いずれそうなるのでは?と予感させられることが、中国でありました。そこでは、チャットサービスの「微信」と、微信と連携する名刺管理サービスが活用されていたそうです。名刺関連のデジタルトランスフォーメーションは、まだ続きそうですね。(前田幸慧)