先日、あるロボット掃除機にぜい弱性がみつかり、遠隔操作の危険性があると話題になりました。これに対し、「誰かが操作して、よりきれいにしてくれたらいいのに」というような冗談交じりの反応もありましたが、例えば、暴走して人がケガをするといったことも考えられるのではないでしょうか。そうなったら、笑っていられる状況でもありません。
IoTの時代、身のまわりでいつ何が起こるかわかりません。実際に発生しているIoT機器への攻撃や、相次いで登場する新たなIoTセキュリティ対策ソリューションの存在から、そうしたことを実感させられます。(前田幸慧)