企業の事業部門が「ITを駆使して新サービスを立ち上げる」ケースが増えています。デジタライゼーションやデジタルトランスフォーメーションなどと呼ばれる動きの一環です。こうしたデジタル時代には、ユーザー企業の事業部門のデジタル化を、より直接的に支援していくSIerの営業スタイルが一段と増える見込み。
キヤノンITソリューションズの足立正親社長は、複合機などの営業で事業部門と接点の多いキヤノンマーケティングジャパンとの連携強化を推進しています。従来の情報システム部門からSIのお仕事を得るスタイルも大切にしなければなりませんが、一方で、デジタル時代の新しい営業スタイルやニーズにも積極的に対応していく姿勢も明確にしています。(安藤章司)