中国関連の景気減速を伝えるニュースを見る機会が多くなりました。自宅やオフィスの近くでは、店舗が閉店すると、これまですぐに別の店舗が入居していましたが、最近は新しい店舗が入らないという状況も目立っています

 ほかにも自動車の販売台数や携帯電話の出荷台数は、前年割れが継続。急上昇してきた住宅価格は、伸びが鈍化しています。周囲の知人に話を聞くと、「景気がいい」と答える人はあまりいません。

 一方、IT業界に目を向けると、おおむね成長を続けています。その中で上海市のソフトウェア産業は、第3四半期までの収入が前年同期比11.2%増の11兆円となり、今年中に15兆円規模に達する見通しとなっています。景気が減速する中でも、企業のIT投資には一定の意欲があるようです。(上海支局 齋藤秀平)