昨年末に公表された経済産業省「DXレポート2(中間とりまとめ)」。IT業界と深い関わりがあるだけに「年度終わりの3月末までに最終レポートが出るのか?」と経産省に問い合わせたところ、「もし出すとしても“中間とりまとめ”とほぼ同じ内容になるか、あるいは出さないかも……」と、曖昧な返事が返ってきました。

 中央省庁に詳しい方に聞いたところ、「あぁ、これ役所用語ですね」とのこと。「中間とりまとめ」とは明確な結論が出ない(出す必要がない)レポートにありがちな、その時点での実質的な最終レポートだそう。「“宴会”の実質的な終わりを告げる“中締め”のようなもの」で、委員会によっては「中間とりまとめ」を出し続けるケースもあるそうです。

 一方で、例えば家電リサイクルのようなテーマでは、法制化に向けて明確な結論を出さなければならないため「最終レポート」を出す。DXについて現在進行形で変革が続いおり、進むべき方向性こそ明確に指し示しつつも、「中間とりまとめ」として未完のまま継続するのがいいのかもしれません。(安藤章司)

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