今日のひとことWeb版

珍しい仏国のセキュリティベンダー

2022/01/21 10:00





 さまざまなコミュニケーションツールがありますが、ビジネスにおいては現在もメールが一番活用されています。そのため、サイバー攻撃もメールを介した攻撃が主流です。

 仏ヴェイドセキュアの日本法人Vade Secureでは、リモートワークの普及などによりユーザーが急増している「Microsoft 365」専用のメールセキュリティサービス「Vade for M365」の拡販に注力しており、導入企業が順調に増加しているそうです。

 国内のセキュリティ市場には多くの外資系ベンダーが参入していますが、その中心は米国のベンダーであり、仏国が本社のVade Secureは珍しい存在といえます。取材の際、伊藤利昭カントリーマネージャーに仏国のセキュリティ市場について聞くと、2024年にパリ五輪が開催されることもあり、市場の動きも活発だと話していました。

 サイバー攻撃が激化しているため、それに対抗すべく各国でセキュリティベンダーの数も増えています。日本市場に参入するケースもあるはずなので、最新の動向をしっかり追いたいと思います。(岩田晃久)

【記事はこちら】
Vade Secure「Microsoft 365」のメールを保護 API連携で容易に強固なセキュリティを実現
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