今日は何の日

<今日は何の日>5月25日『ターミネーターの日』

2022/05/27 09:00

週刊BCN 2022年05月23日vol.1923掲載

AIドローンで現実に近づく

 映画「ターミネーター」は、人間を殺すことを目的につくられたロボットが、文字通り機械的に人間を抹殺していく近未来SFものだ。当時は非現実的とみる向きもあったが、あれから40年近くたった今、映画の中の話では済まなくなってきた面がある。
 

 今般のロシアのウクライナ軍事侵攻では、自律飛行型のドローンが飛び回る。侵攻してきたロシア軍らしき車両を発見するや否や体当たりして自爆する「神風ドローン」なるものが投入される、あるいはすでに使われていると見られている。

 2020年のアゼルバイジャンとアルメニアの「ナゴルノ・カラバフ紛争」では、アゼルバイジャン軍がイスラエル製の自爆ドローン「ハーピー」を駆使し、敵の防空網をかき乱すともに、敵車両に次々と体当たりして地上軍を無力化。アゼルバイジャン優位で停戦に持ち込んだ実績がある。

 現時点では、自律的に飛行しつつも、ドローンに搭載したカメラの映像を通じて人間が最終的な攻撃の可否を行うパターンが多いというが、AI技術の向上によってターミネーターのように黙々と人間を殺し続けるロボット兵器になる可能性もある。(寶)


由来
日本記念日協会によれば、SF映画の金字塔「ターミネーター」が1985年5月25日に封切りされたことを記念して「ターミネーターの日」が制定された。
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