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受け取ったバトン

2022/09/26 10:00





 7月1日付でフォーティネットジャパンの社長に田井祥雅氏が就任しました。田井社長は数々のITベンダーで要職を歴任。2020年11月、フォーティネットの副社長兼メジャーアカウント統括本部長に就任し、エンタープライズビジネスやOTセキュリティ分野のビジネスを推進してきました。

 同社は、久保田則夫氏が10年以上にわたり社長を務め、ビジネスの拡大と組織強化を図り、国内においてもトップセキュリティベンダーの一角になりました。その久保田前社長からバトンを受け取った田井社長には高い期待が寄せられています。

 9月2日の記者会見で事業戦略を説明した田井社長は、主力の次世代ファイアウォール(FW)事業に加え、OTセキュリティの推進とサービスビジネスの強化を図る方針を示しました。OTセキュリティでは、9月7日、工場向けセキュリティコンサルティングサービス「「OTセキュリティアセスメントサービス」を国内のパートナーが販売できるよう、パートナー向けのトレーニングプログラムを開始すると発表。早速、その手腕を発揮しています。

 田井社長が、どのような戦略で会社を成長させていくのか注目したいと思います。(岩田晃久)

【記事はこちら】
フォーティネットジャパン、田井新社長が事業戦略を発表 OTセキュリティとサービスビジネスを強化
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