名刺管理サービスを提供するSansanのビジネスが新しい局面を迎えようとしています。同社はこれまで名刺交換時に受け取った名刺を管理・活用する機能の拡張を進めてきましたが、渡した名刺をビジネスチャンスにつなげる領域に踏み出しました。

　同社はこのほど、営業DXサービス「Sansan」上で「デジタル名刺ソリューション」の提供を開始しました。名刺交換した相手にデジタル名刺をメールで送信可能で、紙の名刺のような紛失や破棄を避けられます。

　同社が実施した調査によれば、多くのビジネスパーソンが社外の連絡先をメールボックスから探しているとのこと。商談後にデジタル名刺が届いていれば営業後のフォローにもなり、名刺交換後の関係維持の一助にもなりそうです。（大畑直悠）

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Sansan、“渡す名刺”の活用へ新ソリューション 寺田社長「パラダイムシフトになる」