皆さんは、IDやパスワードの管理を適切に行うことができていますか。アカウント作成の際、毎回同じIDやパスワードを設定してしまうという人も、まだいるのではないでしょうか。

　インターネットイニシアティブは5月13日、「IIJセキュアMXサービス」への不正アクセスによる顧客情報の漏えいを受け、セキュリティー対策や監視体制の強化について検討を進める方針を示しました。今回の不正アクセスにより、約31万件のアカウントやパスワードの情報が漏えいしたそうです。

　昨今、サイバーセキュリティーの脅威は高まっています。もし悪意によって情報が漏えいしてしまった場合、同じパスワードを使い回していたとしたら、別のサービスでも不正アクセスなどの被害を受ける恐れがあります。だからこそ、サービスを提供する企業が対策を講じることはもちろんのこと、まずは一人一人が管理を徹底することも重要だと感じました。（大向琴音）

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インターネットイニシアティブ、情報漏えい受けた対策を公表 24年度の連結業績は増収増益