デジサート・ジャパンは2025年の営業戦略として、市場開拓のための組織再編とパートナープログラムの刷新を行いました。パートナーであるSIer向けのトレーニングプログラムを強化し、日本語化したコンテンツも充実させたとのことです。

　事業説明会のために来日した米DigiCert（デジサート）のジェームズ・クック・APACグループバイスプレジデントによれば、日本を含むアジア地域のほとんどで、同社はパートナーを通じた提案活動を採用しています。間接販売は言語や文化の違いのためという理由もありますが、「製品をより良くして顧客に提供してくれる」と力を込める様子からは、パートナーが頼もしい存在なのだと伝わってきました。

　デジタルトラスト領域では、数年後には電子証明書の有効期限が大幅に短縮され、また進化した量子コンピューターが既存の暗号を破るといったリスクが指摘されています。同社はこれらの課題に有効なソリューションを提供するとしており、浸透には直販に加えやはりパートナーが要になると感じました。ユーザー企業の信頼を守るため、さらなる飛躍を期待します。（下澤 悠）

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デジサート・ジャパン、パートナープログラム刷新　市場開拓に注力　証明書運用見直しも呼びかけ