社会インフラの老朽化問題の一つに水道管があります。地中に埋設されているため、目視で確認できない部分が多く、ある日、突然に水が噴き出したり、道路が陥没したりする事故の増加が懸念されています。

　NTT西日本グループでITソリューション事業を担うNTTビジネスソリューションズは、人工衛星のマイクロ波や、水道管の敷設年数、土壌、交通、地震、地域人口などの
データを基に劣化診断を行うサービスで受注を伸ばしています。

　最新のデジタル技術を駆使することで、水道インフラの維持管理の負担軽減につながることが期待されています。現在は上水道に限定したサービスですが、将来的に下水道への対応も検討しているとのことです。（安藤章司）

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NTTビジネスソリューションズ、「水道DX」の受注を伸ばす　上水道の水漏れや劣化診断を体系化