今日のひとことWeb版

企業の脱炭素経営を支援

2025/09/03 10:00





 国際的にサステナビリティーに対する意識が高まっています。日本も例外ではなく、金融庁がプライム市場上場企業を対象に、時価総額の大きな企業から順次、サステナビリティー情報の開示を義務付ける方針を示しています。

 セイコーソリューションズは8月25日、AIを活用してScope3の排出量算定を効率化する独自のツールを開発したと発表しました。調達した製品やサービスの物量・金額データをAIが自動的に仕分けし、計算処理します。一般提供は今秋を予定しており、まずは9月以降にセイコーグループ内で先行導入するそうです。

 脱炭素経営やサステナビリティー経営に取り組む企業での利用を見込んでいます。現状、サステナビリティー情報を開示している企業は一部にとどまっていますが、今後開示の流れが広がっていった場合、このようなツールの価値はますます高まりそうです。(大向琴音)

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セイコーソリューションズ、AIでScope3の排出量算定を効率化するツールを開発
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