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AI利用「ガードレール」構築を

2025/09/12 10:00





 日本IBMは、企業がAIを安全かつ有効に利用するためのガバナンス体制構築を支援しています。同社内での実際のアプローチをモデルケースとして紹介し、関連製品でもシステム面からガバナンス過程を維持する機能を提供できるとしています。

 同社は、AIガバナンスにより倫理や透明性、生成AIのハルシネーションといったリスクを管理することで、経済的なメリットがあるほか社会の信頼を獲得して企業イメージにも良い影響を与えると説明します。AI活用のハードルが下がる中、こうした取り組みは企業にとって不可欠なのだろうと率直に感じます。

 特に強調されていたのは、AIガバナンスとは「ガードレール」の設置であり「ブレーキ」ではないということでした。AIを安全に、そして活発に利用できる環境が整い、その能力が企業の将来的なイノベーションにつながっていくことを期待します。(下澤 悠)

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日本IBM、AI活用のガバナンス体制構築を推進 安全・有効利用を目指しモデルケース発信
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